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京都大学点訳サークル掲示板
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326.「点訳」は英語で?  
名前:    日付:2018/08/09(木) 16:45
実はサークルの生存報告のため、3カ月に1回はこの掲示板に何でもいいから書き込むことを今年度の(個人的な)目標にしております。
最後に書き込んだのはいつだったかな?と確認してみたら3カ月前……ということでネタ探しのため英語やら仏語やらのwikipediaのページをうろちょろ。
https://en.wikipedia.org/wiki/Braille
すると次のような記述を見つけました。

When people produce braille, this is called braille transcription. When computer software produces braille, this is called braille translation.

要するに、日本語では「点訳」と一口に言ってしまいますが、英語では人力の点訳を"braille transcription"、コンピュータの自動点訳を"braille translation"と呼ぶそうです。
格好よく訳し分けるなら"braille transcription"=「点字翻刻」、"braille translation"=「点字翻訳」でしょうか。知らんけど。
こうした二つの「点訳」の言い方が存在する背景には、(少なくとも日本語と比べて)印欧語圏では自動点訳の文化・技術がかなり発達していることがありそうです。向こうの点訳では漢字もなければ分かち書きも(ほぼ)一意に決まるのだから、むべなるかな。
それはさておき、「点訳」を英語で表現するときに"braille translation"と言いたくなる日本人が多そう(偏見)ですが、日本で行われている大部分の点訳作業はむしろ"braille transcription"に相当するということは覚えておいて損はないと思います。
まあ実際に点字に関する英語の文献を当たってみると、"braille translation"も"braille transcription"もごっちゃで使われていたりするので、一概には言えないのですが。

最後に余談を一つすると、「点訳」=「点字翻訳」と言う人が稀によくいますが、「翻訳」と聞くと、ある言語を別の言語に変換する作業をイメージしがちです。
しかし点字は言語というよりは文字・記号ですし、点訳も基本的には記号の置換作業です。その意味で言っても、点訳は「点字翻訳」よりも「点字翻刻」に近いんじゃないか、とかどうでもいいことを考えたりしました。

というわけで、皆さんもいろんな言語のwikipediaで「点字」の記事を読んでみてください。80カ国語分ほどあるので暇つぶしには最適です。


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