@今回遡行図 A水量は少ないものの、平家谷はいつ来ても水が澄んできれい B本流の大きなナメ滝 今回は迫力が今一
エントツ山さん、皆さま、ご無沙汰しております。 愛媛では10月からコロナの感染対策期から感染警戒期に自粛要請が和らいだので、レポ再開します。
北方稜線でのエピソード読ませてもらいましたが、いろいろと大変でしたね。 ともあれ御無事でよかったです。 ヘリ搭乗の経験もできたと思えばこれもよかったかも? エントツ山さんと比べれば、私のは実にかわいい冒険ですね。
さて四国の高山でも今シーズンの紅葉が始まりました。 でも10月に入ったというのに連日、日中下界は30℃超えの暑さが続き、私的にはまだ沢歩きを続けております。 ということで、今回、2日土曜に嫁さんが新居浜の実家に行くついでに、別子に上がって、3年ぶりに平家谷を単独で遡行してみました。
さすがに、朝、フォレスターハウスから谷に入ると、水も冷たく(当然か)身が引き締まる感じでした。 前回の台風以来、しばらくまとまった雨が降っておらず、水量は今までで一番少なかったでが、おかげで腰より上に浸かることもなく遡行できました。
平家谷の本流は比較的平凡であまり面白くないので、今回は遡行したことのない支流(エントツ山さん達が過去に行った谷=3年前に私とリヲンさんが遡行した谷の1つ手前の沢)に挑戦する予定で入口に。 しかし、残念ながらそこは水量が非常に少なく、これでは遡行しても期待できないと思い、結局、次に出てくる3年前と同じ谷に入りました。
ここからは比較的なだらかな本流とは違って、滝、滝、滝の連続で、今回水量が少ないので楽勝かと思いきや、滑りやすく、単独行なので非常に緊張しました。 なんとか直登できそうな滝も自重して高捲きしましたが、傾斜がきつくてよく滑るし、むしろ高捲きの方が危険なくらい。
最後の分岐で、以前エントツ山さん達が行った左又に行こうと思いましたが、あまりにも水量が少なく、今回も右又へ。 この先もさらに傾斜のきつい滝が連続し、危険な高捲きもしながら、突如水流が途絶えたと思えば、そこがゴールの登山道でした。 (3年前は登山道を誤認して、少し手前で出渓して30分ほど山を彷徨う)
出発からゴールまで5時間以上もかかり、水量の多かった前回よりハードに感じ、登攀能力が確実に落ちてきたような気がしてます。 ちょうど登山道の場所から水が流れ始めており、ふと見るとそのわきには銅山川の源流碑があるではないですか! 実はこれを見たかったのです。
下山は現在も通行止めとなっている登山道を通って慎重に下山。 通行止めの理由となっている崩壊地の急斜面のガレ場には薄っすら踏み跡ができていました。 約2時間で無事下山。まだ暑いのでもう1回くらい沢に行きたいですね。
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