師匠、秋の北方稜線でしたか。詳細は後日報告で楽しみにしています。 ビバーク地も稜線のど真ん中。最高の場所ですね。池の谷ガリーは苦い思い出が有ります。40年以上前ですが岳友が10月中旬降雪中スリップし頭部を強打し即死、家族の依頼を受け私が遺体の収容に向かいました。婚約者との前での遭難でした。これ以降富山山岳警備隊との付き合いが出来ました。
池の谷のガリーは冬は凍結し滑落、雪崩の事故が多く無雪期は落石による事故が多発、要注意のガリーです。濃霧では全く落石に対応出来ません。五感を集中し神に祈るしか有りません。師匠は悪運が強かったのでしょう。石鎚山の神が守ってくれたのかも知れません。
1 小窓尾根のガリー最上部から見る池の谷の急峻なガリー 2 池の谷を乗越え劒山頂に向かってのトラバース 3 池の谷のコルを仰ぎ見る
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