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エントツ山掲示板

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35173.北方稜線でしたか  
名前:高御位山    日付:2021年10月02日(土) 08時46分
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 師匠、秋の北方稜線でしたか。詳細は後日報告で楽しみにしています。
ビバーク地も稜線のど真ん中。最高の場所ですね。池の谷ガリーは苦い思い出が有ります。40年以上前ですが岳友が10月中旬降雪中スリップし頭部を強打し即死、家族の依頼を受け私が遺体の収容に向かいました。婚約者との前での遭難でした。これ以降富山山岳警備隊との付き合いが出来ました。

 池の谷のガリーは冬は凍結し滑落、雪崩の事故が多く無雪期は落石による事故が多発、要注意のガリーです。濃霧では全く落石に対応出来ません。五感を集中し神に祈るしか有りません。師匠は悪運が強かったのでしょう。石鎚山の神が守ってくれたのかも知れません。

1 小窓尾根のガリー最上部から見る池の谷の急峻なガリー
2 池の谷を乗越え劒山頂に向かってのトラバース 
3 池の谷のコルを仰ぎ見る



35189.Re: 武勇伝とは言えない話題も作って参りました (長〜い話です)
名前:エントツ山    日付:2021年10月06日(水) 05時21分
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長〜い剱岳遠征になりました  早月川から見上げる剱岳  手前ピークからガスに覆われる前の池の平山(南峰)


高御位山さん 今晩は

今回、私は一週間のうちに2度剱岳北方稜線へ登り、剱岳の山頂を3度踏みました
な〜んでか? それは後ほど明らかになります

高御位山さんにはマーシーさんと一緒に最初の北アルプスは剱岳・長次郎谷からの登頂で北アルプスの手ほどきを受けました

今回はコロナの件もあり、車で直接登山口へ行く事の出来る馬場島〜早月尾根ルートにしました
それにこの早月尾根は北アルプス3大急登でもあり重いザックで気合が入りました

予定通り剱岳から池谷ノ頭でビバークしました
2年前位に下見に来た時に次回は絶対ここでビバークしようと決めていた場所です

さて、ここから池ノ谷ガリー〜三ノ窓〜発射台〜小窓ノ王や小窓ノ頭を巻いて小窓へ下り、底から少しルートがややこしい池ノ平山・南峰と順調にスケジュールをこなしました

帰りに同じ道を帰っていると途中に池ノ谷ガリーを3分の2ほど登った所で日没と濃霧に遭いあの一見単純なルートが全く分からなくなってしまいました

この話には次のような前置きがあります
当初は池ノ平山〜ビバーク地ピストンか、もし池ノ平山到着が遅くなった場合「池ノ平小屋」に泊まろうと考えていました

所が発射台を上がった辺りでこの山域で最初に会ったご夫婦から声がかかりました
「池谷の頭で黄色いテントを張っておられたのはあなたでしょうか?」「ハイ」「実は私達もあそこにテン泊するのが夢で、今日撤収されるのでしょうか?」
(私)「いいえ 恐らくもう一泊予定です。でもすぐ近くに2年前にテントを張った岩陰がありますので私のテントを移動しても宜しいですよ」
「そうですか ありがとうございます」

この見知らぬ御夫婦と30秒程の会話で私の「ピストン」は運命付けられてしまったのです

小窓までは順調に行ったのですが、池ノ平山前衛峰までのルートがややこしくて時間がかかりました (帰りもロープを出したりしてこれ又時間を使い過ぎました)

結局、帰りで濃霧に遭い「池ノ谷乗越」が全く確認出来ず、ログも谷間で左右にぶれてテントまで帰れませんでした
(そのご夫婦が待っておられると思うと余計に焦って動き過ぎてしまいました)

翌朝、、周りの景色は見た事のない岩山と谷でした
何とか池ノ谷ガリーか三ノ窓を見つけようとしましたが寒さでバッテリーが切れてしまいいくらあちこち歩いても午前中に復帰出来ません

後から考えると岩ルートがありましたので恐らくチンネの下側辺りだと思います
それでガリールートをこれ以上探すのを諦めて、八ツ峰のどこかのコルを越えて長次郎谷に出て、それを上がって尾根ルーtに復帰しようと岩屋がつけた様なな足跡を南西に、向かって進んでおりました

食糧はカンロ特濃抹茶飴、水は雪渓を削って氷をペットボトルに詰めて歩いておりました

するとヘリコプターがチンネ左稜線辺りで旋回しているので滑落事故でもあったのかなと思っておりました(この辺りがチンネ付近である事は警備隊の方から聞きました)
そのヘリが私の方へ近づいて来たのですがそしらぬ風で前を向いて歩いていましたら去っていきました

暫くして、またそのヘリが舞い戻って来て「池谷の頭で黄色いテントを張っていた方ですか?」と上から声がかかりました
「そうです」と答えると「遭難救助要請が出ております。救助要請しますか?」と拡声器で言うので八ツ峰の方角を指さして「救助は結構です」と×印を腕で作るとヘリは帰って行きました

近くに水場があったんで水を汲んでいると又ヘリが舞い戻って来て私を探している様に旋回を始めました
見える所まで走って行くと「やはりこの先霧なども発生しますから救助要請されてはいかがですか?」と再三声がかかります
私の歳は登山届からご存じの様で心配されたのでしょう

恐らく捜索通報をされたのは昨日のご夫婦が心配されての事だし、今上空から救助のプロが私の説得に当っている う〜〜〜ん

「それじゃ お願いします」とヘリが私を吊り下げやすい池谷ノ頭か三ノ窓に下ろして貰って下山後に県警に出頭しようとの甘い考えは「今から富山空港まで搬送します」だった
え〜〜〜〜〜〜 ̄〜〜今更吊り上げて貰ったのにやっぱり下ろして下さいとも言えずイモトや三浦雄一郎さんみたいにヘリで下山してしまいました

で・・・事情聴取の後、「テント一式はどうされますか?」「明日登って回収します」「え〜〜〜〜」「私どもでヘリ回収して着払いで送る事が出来ますが?」 「いえ 結構です 明日自分で回収してきます!」

で、タクシーで馬場島まで帰り車中泊の後、又2度目の剱岳〜北方稜線となりました 


長〜い話ですみませんでした
これでも相当端折っております

私のサバイバル歩きは完遂されませんでしたが、ただ、通報をして頂いた御夫婦の行為や富山県警山岳救助隊の登山者の命を守る活動には改めて敬意を表したいと思っています

エントツ山
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35195.Re: 北方稜線でしたか,2回も劒山頂を踏むとは・・・
名前:高御位山    日付:2021年10月06日(水) 09時31分
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 師匠、ご苦労様でした。北方稜線の池に平山お見事でした。此れで北方稜線の縦走良しと認めます。小窓のコルではお話にならない。以前師匠の読者が山渓か岳人に掲載されガイドブックを読み、北方稜線縦走を
完走したと言って居ましたが、富山の山仲間は北方稜線とは黒部峡谷迄だと言って居ました。

 しかし小窓のコルを越え池の平山迄登られたのですから立派な物です。流石は我師匠、感服致しました。富山の山岳警備隊は中々立派な物でしょう。岐阜よりも長野よりも富山は日本一の山岳警備隊です。私は遭難事故でお世話になりましたが、一度は富山のヘリコプターに乗って見たかった。師匠が羨ましい。
 
 黒部の主、冠松次郎氏が初登されたあのバカ長い早月尾根は登る気は無く、小窓尾根登攀後、故菅さん、前田さん達と足を引きずり乍ら下山した事は有ります。但し積雪期に早月尾根は剣岳山頂迄は登って居ますよ。

1 山の窓のテント場 狭い石の上に6人用のテントを張りました。
2 山の窓のコルからチンネの左稜線を眺める。
3 チンネとジャンダルム。



35199.Re: 試練と憧れの山
名前:エントツ山    日付:2021年10月06日(水) 05時28分
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濃霧と夜でよう見つけられなかった池ノ谷乗越 小窓雪渓を池ノ平山下山中に眺める 池ノ谷ガリーを探して尾根を2つ渡りました


高御位山さん  お早うございます

お見事なんて山行とは程遠い物でした
来年、池ノ平小屋から池ノ平山・北峰を踏んで一応の区切りとしたいです
何せ、今回池ノ平山の山頂付近は霧で眺めが全くありませんでしたから・・・

北峰に向かってもフィックスロープがあると聞いております
今回、早月小屋の小屋番さんと親しくなり池ノ平山へ行くには草付き部分の下山にはロープが要ると聞きました
一応6mm15mのお助けロープを持って行ってましたのでここと道迷い時の移動に活躍してくれました

早月小屋には小屋番格の人以外に伝蔵小屋を建てられた3代目の若い経営者が居り、この方も好青年でした

小窓から第一ピークまでは大きく右迂回を強いられましたが、そこから先は霧でしたがハイマツも結構生えており肩部に騙されながら意外と簡単に進めました
ただ、帰りは視界が悪くスマホ地図の軌跡を頼りました

それと2年前に北方稜線の下見に行った際、小窓までに2ヶ所危険な雪渓部の渡りがあるとの事でブラックダイヤモンドの軽量アルミアイゼンを買っていました
今回もこのアイゼンを持って行ったのですが、この時期危険部の雪渓は完全に溶けていました

で・・・アイゼンを持っていたので道迷い時、長次郎谷へ回る決心をしたのです
(ここも上の方は雪渓が融けていました)

まあ、今年はずっと雨が続き穂峰稜線へ行くのが遅れた為に日暮れが早くなり今回のトラブルになった感があります

再度テン場に戻り道迷いの検証をして来ましたが、どうも霧に巻かれて最初に右手の緩斜面に入り込んだ様です
その後、右往左往を繰り返し最終的には池ノ谷乗越を通り過ぎて反対側の谷筋に下ってしまった様です

三ノ窓に良く似たコルに出て喜んだのですが、ガリーと発射台の対になった形が無くがっかりしました

今回は富山県山岳救助隊の活動を直接体験し感服致しました
ヘリは立派で隊員と一緒に吊りあげて貰ったのですが全く違和感が無く快適にヘリへ乗り込めました

ヘリ隊員は5名居て、操縦席に2名、救助活動隊員3名でした
一人がワイヤーで下りて来て、ヘリの解放窓で隊員2名がアシストしておりました

隊員は精悍で御揃いのスポルティバ・アプローチシューズを履いていました
指の酸素濃度測定器を装着され「正常!」と当然ながらキビキビした態度で丁寧な物腰しです
パイロットはベテランそうで安定飛行で富山空港に着陸しました
山岳救助隊員はカッコよく男でも惚れてしまいそうでした

私と言えば第一声「お金はかかりますか?」で、「いえ 無料です」の答えに安心して血圧が下がりました

事情聴取は上市警察署に救助本部がある様で、そこから富山空港まで事情聴取にやってくる様です
一応事情聴取を終了して帰ろうとするとベテラン上司がやって来てチンネ付近の事を説明してくれました
「山の形を良く勉強してから来て下さい」と言われましたが、これは現実何度も来なければ難しそうです
ただ北方稜線の資料は3年程前から集めてファイルにして暗記する程読んでましたが、今回そのルートを外した時の弱さが露呈してしまいました
(特に気温が低い山では電池の持ちが非常に悪い事は身をもって体験し大いに反省しました)

上市駅前のコンビニまで非常に感じの良い若い男女の警察官に送って貰いました
当然、ファミマでチョコモナ王とコカコーラに飛びつきました

でもそこから馬場島の車までタクシー代9、100円は痛かったです
それにも増して又あの長大な尾根を登らないかんのかい!と思うと自分のヘマの償いの重さをひしひしと感じました

エントツ山
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35200.Re: 北方稜線でしたか
名前:エントツ山    日付:2021年10月05日(火) 08時03分
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長〜い剱岳・早月尾根   池ノ谷ガリーと対になっている「発射台」 剱岳北方稜線の山々(山の形を覚えと言われてもねえ)


いや〜〜  早月尾根は長いです!!
発射台は思ったより上がるのに時間がかかりませんね

結果的に剱岳三昧の一週間でございました
登山口に「試練と憧れ」の大きな石碑がありますが、まさに試練と憧れの山でした


エントツ山
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35203.Re: 北方稜線でしたか
名前:kurenaikai    日付:2021年10月05日(火) 21時34分
エントツ山さんこんばんわ。この記事を見て非常にびっくりしました。ベテランの方でもこういうことになるのですね。剱では知り合いを亡くしたので他人ごとでは無いと思いました。室堂からのルートでタテバイヨコバイを越える簡単な岩場でしたが油断したのか、時間を気にしたのか焦ったのかそこで落ちて亡くなりましたのでベテランでも禁物です。何より無事で良かったです。
それとスマートフォンは寒い所では凄い勢いでバッテリーがなくなりますね。ガラケーなら電池の消耗は少ないですけれど今は今は手に入らないです。スマホのMIL規格のだったら-20度の富士山でも使えました。今年で3年目になりますけれど岩に落としたり水に落としたり投げても壊れないのでオススメです。


35204.Re: 失敗から多くの事を学びます
名前:エントツ山    日付:2021年10月06日(水) 07時16分
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剱岳三角点と北方稜線への立ち入り禁止看板 第一関門・長次郎ノ頭 池谷ノ頭より剱岳と光芒


kurenaikai さん  お早うございます

コメントありがとうございます

剱岳から北側には三角点付近に立ち入り禁止看板があります
四国や大山にもこんな看板がありますが、これは「立ち入り禁止区域の注意書きを承知の上で踏み込むからには何があっても自己責任ですよ」と言う意味と私は解釈しています

その自覚を持ってそれなりの装備と事前学習で臨みました
道迷いをした時もヘリの要請や救助など一切頭にはありませんでした
再度現場に戻り道迷いの場所見当作業や残っていたハンディGPSのログを検討すると後4時間程でテン場へ帰る事が出来るルートを歩いておりました

それでもあの時、ヘリが心配されたご夫婦からの通報で自分の事を必死で探している現実を考えると最終的に救助要請に応じるしかありませんでした
結果的に本当に恥さらしな山行となってしまいました

現場を再度歩いてみても何故ルートに帰る事が出来なかったのか未だに理解出来ません
恐らくルートに何度か帰れていたのに気付かなかったのでしょう

普段からサバイバル的な山歩きをしていますので迷った時も特に大きな不安は感じませんでした
救助ヘリ側からすると上空から私を発見しても手を振って救助を求めるでもなく八ツ峰へ向かって歩き続ける妙な遭難者に面食らった様です

今回岩場や谷を徘徊して無事だったのは、普段からのトレーニングに尽きると思います
サブザックにはダウンベストとダウンジャケット、雨具上下、15mのロープ、アイゼン、池の平小屋宿泊に備えて防水袋にシュラフも入れておりました

不運だったのは長雨や出発直前の北アルプス地震などにより入山時期が大幅に遅れて日没時刻が早くなり過ぎた事でしょうか

大きな失敗はスマホの予備バッテリーです
今回の山行に備えて従来使っているバッファロー10、050mAhに追加してアンカーパワーコア13,000 mAh を娘に頼んでネット購入しておりました
で、テン場から池の平山へ向かう時に未だ1回分残量が残っている予備バッテリを持って行ってしまった事です
フル充電したバッテリーはテントの中でした
それと防水カメラを持って行ったにも拘らず綺麗な写真重視でキャノンのG7Xだけを持って行き、翌日これもバッテリーが切れてしまいました
ハンディGPSときたら2日目に重たいザックをロープで吊り下げて崖下に下した際、チェストハーネスに付けていたのが岩場に当って不具合を起こし位置表示や地図が出なくなってしまう始末でした

要は出発前に準備した事が現場で活かされなかったのが最終的な失敗でございました (欠陥人間ですね)

良い経験と言えば今回 富山県警山岳救助隊の活動を身を持って体験でした事に尽きます
彼らの活動は大したものでした
それと通報をして頂いたご夫婦に手紙を送りたいと富山県警山岳警備隊を通じて住所や名前を確認して貰ったのですが、無事であったらそれだけで結構ですと住所やお名前の連絡を固辞されたとの事でした

コロナ禍下での遠征で人との交流を避けた筈の山行にしては山岳救助隊、早月小屋の人も含めて色んな人情に触れる旅となりました


「思い出の深さは試練の大きさに比例する」
本当に今回の色々あった剱岳で物凄く親しみが湧いて参りました
お金をセーブして来年も舞い戻りたいです

エントツ山
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35211.Re: 来年再度池の平山に挑戦されますか。その執念に感服致します。
名前:高御位山    日付:2021年10月07日(木) 04時12分
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 師匠、体調、体重は復調されましたか? あの長大な標高差2000m以上も有る馬鹿尾根を登り直し、テント場まで荷物の回収に向かわれましたね。警備隊の皆さんもさどかしええええと吃驚された事でしょう。私であれば一言で「装備品は着払いでお願いします」その時師匠は馬場島迄のタクシー代金考えませんでしたか・・・

 池の平小屋からの山頂迄の完全走破は秋の10月10日(山小屋が閉鎖する連休最終日です)頃が裏劒は最高の錦秋の時期を迎えます。以前大西さん森安さんを連れて池の平小屋に泊まり五右衛門風呂に浸かり紅葉を満喫し、黒部川に降り豪雨の中命からがら欅平に何とか無事に辿り着いたほろ苦い経験があります。

 濃霧の中師匠は池ノ谷のコルを越え長次郎谷の右股に迷い込み八つ峰の7,8峰の基部付近で本当の意味でのビバークをされて居ますね。昔師匠と一緒に登ったのは長次郎の左股になります。詰めが長次郎のコル。
 良い経験をされましたね。出会ったご夫婦が早とちりして遭難連絡をしたのですね。この夫妻も山に関して経験不足だったのでしょう。
私で有れば一晩ぐらい帰らなくてもほっときますがね。師匠も遭難依頼が出ていたとは・・・さどかし吃驚りした事でしょう。

 善意での早とちり遭難連絡でしたね。

1 小窓のガリーは積雪期の下降は命がけ、ザイルを固定し真下に降り        
  るのですから。スリップすれば池ノ谷に一直線、死亡間違い無し。
2 日本海から見る劒、三の窓、小窓、大窓、白萩山に続く北方稜線
3 池の平小屋付近から眺める裏劒、クレオパトラニードル、チンネ、                  
  ジャンダルム、三の窓のコル
                     



35215.Re: 道迷いから迂回戦術へ
名前:エントツ山    日付:2021年10月07日(木) 05時20分
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八ッ峰のコル部」から長次郎谷右股に出る計画でした 右股をこの殉難碑横に立つピッケル碑に出る計画でした 登り返した長次郎ノ頭より富山の夜景

高御位山さん お早うございます

松に帰ってから食べまくり、体重も57kgと出発前の2kg減まで回復しました
体脂肪率も8.5 内臓脂肪率も4.5と若干戻っております
タニタ体重計の体年齢はどういうメカニズムで数値を出しているのか良く分かりませんが、これは出発前の56歳のままです

昨日孫当番で腕や手、足の傷を見せて「何それ?」って笑われました

息子ときたらヘリで救助されたと聞いて即ネットで費用が掛かるかを調べていたそうです (民間だと70万円程掛かるらしい)
モンベルの山岳保険には入っていますが、こんな特殊な場所は適応外です

娘の会社では父がヘリで救助された翌日に又剱岳へ向かったと言って大笑いされたそうです

話題作りは豊富でしたが、自分自身に失望した山行となりました

通報をして頂いた方は恐らくこの山域に精通された登山者で、その危険性をご存じだから山岳救助隊に通報されたのだと思います
通報もヘリ出動も私の命を思いやって頂き恐縮し有り難い事です

非難されるべきはミスを連発しその原因を作ってしまった私です
ヘリを又出して私のテント装備を回収だなんてそんな労力と税金の無駄使いをして頂く道理や筋合いはありません

ただ、富山空港にヘリで下りた日は、馬場島に舞い戻り車中泊をしたのですが、さすがに前日一睡もせずに彷徨していましたので寝坊して08時出発となりました
明るい内に長次郎ノ頭の難所を越えれば後は慎重に慎重を期してテン場まで歩きますと山岳救助隊本部に連絡していたのですが、「ホンマに行けるんかいな この爺さん!」
と思ったのか馬場島に置いてあった私の香川ナンバー・カローラフィールダーをチェックされておりました

又 早月小屋にも県警から私の通過確認の要請があったそうです
こう言う場合は山小屋と県警山岳救助隊は常に連携していますね
(ちなみに下山時も同じでした)

結局、長次郎ノ頭をクリアした所でガスが出たりして晴れるのを待ちながら歩いたのでテン場に着いたのは22時でした

富山市の街明かりを眺めながら自分の失敗を列挙し「アホ!バカ!」と何度も呟いて歩いた事でした

まあ、十二分に自己嫌悪になっておりますのでこの話題はこれ位にしといて下さい

エントツ山
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35216.Re: 来年再度いけの平山に挑戦されますか。その執念に感服致します。流石は師匠。
名前:高御位山    日付:2021年10月07日(木) 05時35分
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1 小窓の雪渓を池の平小屋に向かって下降する守安さん 
2 早月小屋の管理人と故前田さん
3 8月の小窓尾根の雪渓のトラバースの状態アイゼン、ザイルは必携



35217.Re: 北方稜線 ルートも結果的に選択ミスでした
名前:エントツ山    日付:2021年10月07日(木) 10時17分
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  この時期の小窓雪渓   池の平山(左=北峰、右=南峰) 池の平山下山時にロープ使用


馬場島から剱岳・北方稜線で直前まで考えていたルートは
 馬場島〜早月尾根〜剱岳〜池谷ノ頭〜小窓〜池ノ平山(南峰)〜池の平小屋〜仙人峠〜真砂ロッジ
 ここからA)長次郎谷を上がって剱岳〜早月尾根〜馬場島
     B)剱沢キャンプ場〜別山尾根〜剱岳〜早月尾根〜馬場島

という前提で縦走装備を準備しておりました

所が先に申し上げた様に長雨と地震などにより日程が大幅にずれ込んでしまいました
秋に日本百名山(関東・東北方面)も考えていた為にスケジュール短縮を狙い池谷ノ頭〜池の平山 ピストンに切り替えたのです
それとやはり重いザックを背負って剱岳に登り返すのはちょっとしんどいかな?とも考えました

池谷の頭をベースキャンプにすれば軽いザックで池の平山ピストン、もしくは1日延ばして池の平小屋泊りで楽だし往復すればこの山域を2度楽しめるかな・・・と (見事に返り討ちに遭いました)

剱岳北方稜線と言えば正式に池の平山から白ハゲ〜白萩山〜赤谷山〜猫又山・・・でしょうが、これは又別世界です

ピストンしようが、剱沢雪渓で周回しようが、阿曽原温泉・黒部川へ出ようが、池の平山をすっ飛ばそうがそれぞれの登山者が選んだ道はそれなりの立派な価値があると思います

北方稜線歩きはこうでなければ話にならん!みたいな価値観の押しつけはもう一昔前の山ヤの発想だと思います

今回はピストンと言うお手軽な手段を使ってしまい、これが完全に裏目に出てしまいました
手抜きは許さん!と剱岳にお叱りを受けてしまいました

来年の事は保証出来ない年齢ですが、体力と気力が残っておれば池に映る秋の裏剱見てみたいものです

今住んでいる高松国分寺町はすぐ近くに自衛隊演習場がありこの数日ヘリコプターがやけに飛んでいます
ヘリの音を聞く度に「探されているんだろうか?」とトラウマになっております

エントツ山     
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35221.Re: 北方稜線でしたか
名前:高御位山    日付:2021年10月08日(金) 19時16分
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  暑いですね。秋とは思えないほど暑いです。
 富山の岳人からメールが入って居ました。師匠の掲示板を見ている友人です。北方稜線、何処が稜線・・・劒から小窓迄何処も山頂がないじゃあないか。だらだら下りじゃあないか。池の平山を踏んで稜線と言うんだ。

 言われて見ると長次郎の頭、小窓の頭は突起物であって山頂(ピーク)では有りません。最低でも池の平山迄繋がないと北方稜線とは言えないのです。彼等曰く、池の平山を降るなら大窓のコル迄、ついそこではないか。

 師匠の再度の池の平山登頂は深い意味を持って居ます。山頂の持つ意味は大きいですね。此れで剣岳の話題はお終いとします。

1 小窓尾根稜線1800mから見る早月尾根小屋
2 天国の様な北方稜線の窓(鞍部)
3 早月尾根から見る小窓尾根、下の谷は厳谷池ノ谷



35227.Re: レベルの違う話・・・・・北方稜線
名前:エントツ山    日付:2021年10月08日(金) 20時48分
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剱岳から北に下りる勇気!! ゲッ 遭難碑があるよ〜〜  そりゃ下りだと言われればそうなんですがねぇ・・・

高御位山さん  今晩は

私は個人的に高御位山さん達の歴戦の勇士・山ヤ、岩ヤを尊敬しております
四国の山歩きを中心とする我々とのレベルの差は大きい物が有り素直に認めております

だからと言ってスレッド35195に高御位山さんが四国の山仲間を見下すような記述がありましたので掲示板管理者としての立場から失礼を承知で一言申し上げさせて頂きました

我々四国の山猿が剱岳の山頂から単独で北へ踏み出すには相当の勇気が必要なのです
その点で非常に貴重なレポだったと評価しております

今回、私も単独で剱岳から北へ踏み出すに当りまず読んだのはピークス記事「さらば剱岳 オレたちは北へ行く 剱岳北方稜線」(森山憲一・高橋庄太郎)の記事でした

この著名な登山家のルートでさえ池の平山をすっ飛ばしております

まあ、地元の岳人であればこの辺りを歩き倒しておられるだろうし、岩登りもお手の物ですから剱岳から小窓までなど単なる下りのどおって事ない場所だと思われているのでしょうね

私はピストンした為に帰りに躓きましたが、ルート自体は四国の山仲間が行きたいと言えば案内出来る様になったと思います

来年又行ったとしても大窓などの宿題は出さんとって下さいよ〜〜

今回の剱岳山行からは多くの事を学びました
富山湾から吹き上げる湿った風の為あっと言う間に視界が3メートルになってしまいます
そんな夜に高性能のヘッドランプの光は霧に反射して真っ白になります
全ての植物は霧の恩恵を受けてライトに照らされて露がきらきら光って綺麗でした
標高2900m付近でのビバーク・・・露に濡れてガタガタ震えながら過ごしました
もうこれ以上怖い物はありません

エントツ山
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35230.Re: 北方稜線でしたか、説明不足で不愉快な思いを。
名前:高御位山    日付:2021年10月10日(日) 06時05分
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師匠、お早うございます。私の文面気に障られ様で申し訳ありません。

富山の岳友の文面、省略して書いたのであのように成ってしまいました。

「救助されて又登り直して荷物を自力で回収して下山した?
そんな男聞いたことないわ。
大窓を越えて毛勝を越えて黒部迄充分縦走できる男やなあ」

1 馬場島から白萩川を遡行し小窓のコルに向う。



35238.Re: 御意見番に畏れ多くもご意見?
名前:エントツ山    日付:2021年10月11日(月) 08時16分
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  石鎚・第一幕岩へ  四国の2000m級は無機質でないのが良いですね


高御位山さん  おはようございます

色々気を使って貰って済みません
山の御意見番「高御位山」さんにご意見するって身の程知らずですよねぇ
以前から日本アルプスの愛弟子「マーシーとエントツ山が剱岳北方稜線へ行かない内は成仏出来ない!」なんて言うもんですから・・・
危うくこちらが成仏する所でした〜

再々就職をしてしまったマーシーさんを置いて単独で北方稜線へ入ったのですが不細工な結果になってしまい申し訳ありません

そもそも私が単独でも剱岳から北へ踏み込もうと決心したのは以前この掲示板にレポを頂いた四国の山仲間の歩いた実績がきっかけだったのです

さきがけとして遠く知らない山域に四国の山仲間が歩いた実績を作ってくれた事が他の四国の山仲間にどれだけの夢と希望を与えてくれたか・・・
レベルの違う、この山域に詳しく経験豊富な高御位山さんには理解出来なかったのでしょう

長年掲示板管理者をしていると色んな山の楽しみ方があり、それぞれが尊重されるべき事がよく分かります
それが理解出来ないと掲示板など続けて行く事は到底出来ません

又、エントツ山はB級登山者であると自覚しておりますので過大な期待などせずに四国の山猿のたわごとだと大目にみてやって下さい

昨日 四国の最高峰「石鎚山」へ行ってきましたがアルプスの3000m級峰の無機質さに比べて四国の2000m級の山は美しかったです

エントツ山
http://entotsuyama.hobby-web.net/shikokugai-chuoalps1stday.html



「35173.北方稜線でしたか」への返信


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