@2日は皿が嶺に ジムニーでスタッドレスデビュー A上林峠への登山道は谷の凍結した危険箇所が2か所 要アイゼン B歯が短くなって今季で引退予定のアルミ8本爪 四国の冬の低山ではちょうどいいかも?
エントツ山さん、皆様こんばんは。 本年もよろしくお願いいたします。
前回、大森山でお会いしてから2週間ずっと休みがなく、大晦日も21時過ぎまで仕事でした。 正月3ヶ日は久々に休みをとって、1日は年賀状書きに費やし、2日は足慣らしに単独で皿ヶ嶺に、3日は今治探検隊I松山支部長とその山友のK女史の3人で石墨山に行ってきました。
2日の皿ヶ嶺は前日に薄っすら数pの積雪があったようで、よい足慣らしとなりました。 水の元から上林峠に登るコースを歩いたのですが、途中2カ所、登山道を横切る谷が凍って危険な箇所がありましたが、それ以外はいつもの安全な雪道でした。
翌3日はI支部長の山友K女史と初顔合わせ。 実は前車のテリオスキッドを11月にお譲りした方で、集合場所には、なつかしきテリオスの雄姿が。 すでに3回ワックス等をかけたそうでピカピカになっており、20年落ちの旧車とは思えないほど。 スクラップとなるはずが、一転、こんなに大事にされて…車冥利につきますねえ…
いつものI氏のエブリーで黒森峠まで行って(唐岬ノ滝より上は凍結しており要スタッドレス)、薄っすら雪の被った馬の背のようなキレ落ちた登山道を進む。
東温小屋(廃墟)からは、急な登りが出てくるので、私は歯の短い8本爪のアルミアイゼンを装着。 2人にアイゼンの装着を勧めるも、I氏によれば探検隊ポリシーでは氷結箇所以外では決してアイゼンを着けることはないとのこと(私は隊員にはなれそうもないですね…) 当然、愛弟子のK女史(探検隊3号?)も師匠に従い、例の石墨の急登に突入。
この時期にしては雪が少なかったのと、よくアイゼンが効いて(なしでも)この急登を難なく登れました。 この坂の途中、前日の登山者が落としたと思われる片方のチェーンアイゼンを拾ったので、坂を登り切った稜線にある指導標に掛けておきました。
稜線からは山頂までは、前回の大森山に劣らぬ霧氷!霧氷!霧氷!の連続で、霧氷の下をくぐって露払いならぬ霧氷払いで進む。 K女史は膝を痛めて久々の登山とは言え、トレラン経験者で、しかも今回4sもの減量に成功したとのことで(羨ましい)、全く遅れることなく、出発から2時間20分で山頂に到達。
昼食を採って、そろそろ下山しようと思った時に、突如単独の女性が現れ、お話を伺うと、ヤマップに投稿されている「ぐるんぱ」さん(エントツ山掲示板の読者)でした。 話を聞くと、昨日、白猪の滝から石墨に登った帰路にアイゼンが外れたのに気付き、それを探しに、今日は唐岬の滝登山口から登ってきたとのこと。 私が拾って指導標に掛けておいたのを発見し、わざわざ山頂まで拾ってくれたお礼を言いにこられたとのことで、恐縮しました。
下山中、ガスがとれて急に青空が広がり、堂が森〜鞍瀬の頭〜石鎚までよく見えて、来た甲斐がありました。やはり霧氷は青空に映えますねえ〜 その後、追いついてきたぐるんぱさんと一緒に法師山にも立ち寄り、例の雪の激坂を下りました。
ここでもI師匠と愛弟子はアイゼン不要とのことで下っていると、突如先頭のI氏の悲鳴が聞こえたので見ると、何と!I氏は頭が下になって仰向けで急坂を滑っているではないですか! ゆうに7m以上は滑ったとは思いますが、日頃探検隊で鍛え上げた体なのか、幸いにも特段のけがもなく無事でした。
こんなに豪快に人が滑る場面は初めて見ましたが、それでも彼の意見は「アイゼンは不要」なのでした…
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