JAXAの発表によると、昨日、内之浦から打ち上げ予定だった小型衛星ロケット(通称電柱ロケット)は、天候コンディション(多分、寒波による雷)により延期。ちょっと残念ではあるけれど、この電柱、固形燃料を主体としているので、ICBMと同じ。こーいったスケジュールの変更などにも、すぐに対応できるのが強みです。※JAXAといっても、昔懐かしい東大系のロケットで、日本独自の傾斜発射が嬉しい。
ところで、これ、何で傾けて発射するのかというと、以前は軌道投入するのに、推進力が不足していたための補助なんだけど、充分な出力が得られる今では、実は、あまり意味はない。(海に向けて発射するので、万一の時に、地上に落ちる確率が少しは減る)ま、でも、わが国初めての人工衛星「おおすみ」(1970)以来の伝統です。M.N