暑中御見舞い申し上げます ・・・・オオキツネノカミソリが咲き出した多良山系だが、 このオオキツネノカミソリは多良岳を正基準標本産地とする多良 山系の代表花でもある。
花冠の「オオ」は、キツネのカミソリに比べて大きい!と、 その意味は平明であるが、キツネとは? 葉芽が萌え出す春!自生地の山腹は緑々しい緑に覆われる。 この緑葉がやがて枯れ跡形も無くなったかと思うと、今度は 花芽が一斉に飛び出して来て、山腹をオレンジの彩で染め上げ るのである。 この消えてしまった跡に鮮やかな花の咲く様を「狐」に化か された仕業とでも!キツネの語源には、そんなところを理由と して用いられ親しまれてきた様だ!
花は葉が枯れた跡に咲く!カミソリの名の由来は葉っぱが剃刀 の様だとか!私には花の形がどう見てもキツネの顔に似ていると! 最初の出会いに感じたオオキツネノカミソリへの思いは、今も 変わらない!・・・・・・・・多良山系の山野草より
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