京都大学点訳サークル掲示板
京都大学点訳サークルの掲示板です。
サークルや点訳作業に関する質問など、なんでも書き込んでください。

新規投稿
332.新歓スタート 返信(0)
[卓]2019/04/01(月) 18:32
2019年4月1日、新元号の発表とともに新年度が始まりましたね。
京都大学新入生の皆様におかれましては、ご入学おめでとうございます。
今年度も京都大学点訳サークルは新入会員をジャンジャン募集しております。
ご覧の通り本掲示板には珍妙な書き込みが散見されますが、サークル活動自体はいたって真面目(にもかかわらずユルい)なつもりです。
HPやビラ等で少しでも弊サークルに興味を持たれた方はぜひ一度新歓にご参加ください。
お菓子を用意してお待ちしております。

331.映画における視覚障害者part2 返信(0)
[卓]2019/03/04(月) 17:59
3月に入り、京都では春の暖かさを徐々に感じられるようになってきました。前回の更新が12月でしたので、3か月ぶりの生存報告です。今年度最後の定期更新ですね(と言っても来年度以降、定期的に更新する予定もないのですが)。
とはいえ書くためのネタも尽きてきたので、今回はいつぞやの視覚障害者が登場する映画の紹介のパート2とさせていただきます。前回同様、ネタバレ&(人によっては)悪趣味な表現がありますのでご注意ください。

@『アイズ』
2008年に米国で製作されたホラー要素強めのサスペンス映画。"The EYE"という香港映画のリメイクらしい(オリジナル版は筆者は未見)。
主人公は幼いころに事故で視力を失った女性。成人した彼女が角膜移植手術を受ける場面から映画は始まる。手術は無事成功するが、視力を回復してから彼女の眼にはありもしない幻覚や死者の姿が見えるようになる。
日本語のWikipediaによると、この映画のオリジナル版は、少女が角膜移植後に自殺したという実在する事件に着想を得ているそう。実際、本作で描かれているのも単なるホラー表現だけではなく、目に映ったものを理解することへの怯え、視覚に頼ることへの躊躇い、そしてそれらを他人へ伝えることの難しさといった、光を取り戻した人間が直面する現実的な諸問題である。見えないことと見えることの両方がもたらす人間の孤独と疎外が象徴的に演出されている。

A『ゼイリブ』
筆者の敬愛するジョン・カーペンター作品のなかでも特にカルト的人気の強い映画。いわゆる物質主義的な消費社会を強烈に皮肉っており、今でも様々な政治的立場を風刺するためにたびたび引用される作品である。
舞台は富裕層と貧困層に弁別される格差社会。日雇い労働者の主人公はどさくさに紛れてある教会から特殊なサングラスを手に入れる。そのサングラスを通して見ることで、地球の上流階級はみな宇宙人であり、人々も社会も宇宙人によって洗脳・支配されているという真実を目の当たりにする。
本作に出てくる視覚障害者は全盲の牧師である。牧師は宇宙人へ抵抗するレジスタンスの一員であり、真実から隠された一般大衆の目を覚まさせようと啓蒙的な宗教演説に励んでいる。また教会で主人公と出会ったときには「私は盲目だが、神の御力のおかげで真実が見えるのだ」的な説教によって主人公をレジスタンスへ勧誘しようとする。真実に対して盲目的な愚かな大衆よりも、神の言葉に耳を傾ける盲人の方がよほど物事がちゃんと見えている、という皮肉がここで表現されている。立川談志は視覚障害者の客に対して「大丈夫だ。目が見えてたって何も見えちゃいねえ奴は沢山いる」と言い放ったというエピソードがあるが、まさにそれである。このような「本質に対する目線の欠如」をレトリカルに描くために、視覚障害者が引き合いに出される例は少なくないだろう。

B『サスペリア』
ダリオ・アルジェントが監督を務めた1977年製作のイタリアのホラー映画。照明の前衛的な色遣いと耳に残るエレクトロニックなBGMが強烈な印象を残し、ホラー映画の金字塔と呼ばれるまでに至った。つい最近にはグァダニーノ監督によるリメイク版(監督に言わせるとカヴァー版)が日本でも公開された。こちらはヴェネツィア国際映画祭で「今年度最大の問題作」と評されたほどのヤバい映画であり、かなりの見どころがあるが、視覚障害者は登場しない。
主人公のスージーはドイツの名門バレエ学校の新入生。だが入学に前後して生徒が惨殺されたり、天井から蛆虫が大量に湧き出すなど、不可解な事件を立て続けに経験することになる。
本作には全盲のピアニスト、ダニエルが登場する。ダニエルは盲導犬を連れて毎日学校に通い、ピアノを演奏する。だがある日、別の教師から子供が盲導犬に噛みつかれたと苦情が寄せられる。それに対してダニエルは「訓練された犬だから噛みつくわけがない。子供がいたずらしたに違いない」と至極まっとうな返答をするも、取り合ってもらえず学校をクビにされてしまう。そして去り際には「俺は耳が良いんだ。こんな呪われたところ出て行ってやる」と見事な死亡フラグを残し、その帰りに盲導犬に自分の首元を噛みちぎられ、惨たらしく絶命する。盲導犬ユーザーが盲導犬に食い殺されるという控えめに言って頭のおかしいシーンが見られる稀有な映画である。

いかがでしたでしょうか。前回とは一味も二味も違う作品を紹介したつもりです。特にAとBはいわゆるカルト映画に分類されるものですので、やはり万人にお勧めできるものではありませんが、気になった映画があればぜひご鑑賞ください。

330.点字のマンガ教材 返信(0)
[卓]2018/12/08(土) 14:27
日本点字図書館のホームページ上にて学習冊子「点字にチャレンジ! -マンガでおぼえる点字のしくみ-」がpdf形式で配布開始となりました。
https://www.nittento.or.jp/news/Challengebraille.html
タイトル通り、ストーリー仕立てのマンガを読みながら点訳の初歩を学ぶことができるテキストです。
6ページ目までは『聲の形』を彷彿とさせる緊張感のある展開ですが、7ページから俄かに点字の妖精が現れ、点字の仕組みを解説してくれます。
解説としてはやや情報量を詰め込み過ぎている感じが否めませんが、点字表記の要所は押さえられているので、点字を教える方、点字をこれから学ぶ方に薦められる一冊となっております。どうぞご一読ください。

新規投稿 次頁 友達に教える
EZBBS.NET DoChat.NET
記事NO.
削除KEY
パスワード