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永遠の☆愛☆〜Love♪

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1217.(untitled) 返信  引用 
名前:フィッツジェラルド    日付:2008/06/11(水) 10:44
これがすべてだ、姫。

あれから僕は異人館には行ってない。
この話の通り、僕たちは風見鶏の家の扉を開けることはなかった。
何故なのか・・。
その答えを考えながら、今を生きているような気がする。

その答えは、数年たった今、わかるのかも知れない。
この秋にでも、訪れてみよう。
冬が来る前に・・。



1218.フィッツジェラルド
名前: ☆姫☆〜    日付:2008/06/14(土) 01:55
いっぱい いっぱい 素敵な物語ありがとう
しっかり読んだよ 今日は疲れてる

明日また 感想書くね 何時も待たせてごめんね♪<(_ _*)>

1216.異人館10 返信  引用 
名前:フィッツジェラルド    日付:2008/06/11(水) 10:40
僕は、海が見えるその部屋に立ち尽くしていた。うろこの館の二階の部屋に。海は夕陽を浴びて、キラキラと輝いていた。
真鍮の取っ手の光、美しい光。たしかに君と見た筈なのに。その光に似ていた。
僕は周りを見てみる。誰もいない、君さえも。僕の手には、たしかに君のぬくもりが残っていた。体中にも。
しかし、君はいなかった。
すべては夢なのかと想う・・。話していたことも、夢なのかと。

「夢ではないさ・・。」
庭にいる彼が、ささやく。
「夢ではない。僕の方が夢であればいいと想うくらいさ。本当、負けたよ。」
僕を見ていた彼は、それだけを言ってまた顔を足の中にうずめる。

「素敵な夢だったでしょう・・・。」
その声に聴き覚えがあった。僕は振り向き、階段横の部屋を見ると、その子は立っていた。
「本当、あなたたちは素敵なカップルだわ。嘘じゃないわ。」
「昨日だったの・・・・彼女が来たのは。」
「同じようにその窓から、ずっと海を見ていたの。肩のあたりが・・・ふるえはじめたように想えたから・・・。」
「今、あなたが見たのと同じ夢を見せてあげたの。」
「嫌な夢だった?」

「嫌じゃないよ。」
「そうでしょう・・・彼女も同じことを言っていたもの。」
「本当、素敵なカップルだわ。愛し、愛される事って素敵。たとえ結ばれることがなくても。」
「君は子供なのに、愛するって意味がわかるの?」
「もちろんよ、今は子供の姿で見えていると想うけれど、ちゃんと大人にもなったわ。」
「本当、あなたたちは・・・お似合いよ。その言葉に偽りはないよ。」
「ありがとう・・・。」
「彼女も同じように、ありがとうって微笑んだわ。素敵な微笑みだったわよ。」

「また、来てくれる?」
「彼女にも・・同じ質問を?」
「聴いたよ。」

「来るよ、必ず。」
僕の声は、弱弱しくもなく、力強く部屋に響く。
「同じ答え・・・彼女の声も部屋に響いたわよ。」
「本当、素敵なふたり・・・間違いないわ。」

「ありがとう・・。」
僕はもう一度、彼女に言う。彼女はウィンクを残し、部屋の中へ消えていく。
僕は階段に向かって歩き、そして降りてゆく。昨日、君が歩いたように。
同じように・・・君の余韻をたしかめるように・・・。


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