おはようございます。あすは「七夕」です。東の空にはおり姫(ベガ)と 彦星(アルタイル)そして天の川の真ん中に白鳥座のデネブで夏の大三角形を つくっています。さて方角を知る基本となるのは、まず「北」の方角を知ることです。 この北をおしえてくれるのが「北極星」です。北極星はほぼ天の北極にあり、 地球は南極と北極を結んだ直線を軸(地軸)にして一日一回転しています。 地球の地軸は太陽に対して23、4度傾いています。この地軸をずっと 空まで伸ばした先に北極星があり、動くことはありません。だから頼りにできるのです。 大阪では高角35度くらいの高度でしょうか。北極星は2等星なので、 そんなに「ピカッ」とは輝いてはいませんので、少し雲が出たり、かすんだり すると見落とします。そこで北極星の見つけ方を手書きで図示しましたので 参考にしてください。きょうのおおくま座(北斗七星)はしっぽを上にして 見え、そこから数えて6〜7番目の星の間隔を右に「5倍」したところに 北極星があります。冬〜春には「カシオペア座」も見れますので、「W」 のとんがりから左にこれも「5倍」すると北極星があります。一度確認して見てください。 道に迷ったり、津波で流されたときに役に立ちます。長くなりました。
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