Cミズナラの巨木 D貝渚山山頂にて E天気も回復し青空も出てきた
翌31日の日曜は、いつもの今治山岳探検隊のI副隊長と、内子町(旧小田町)の小田深山渓谷から林道経由で、大川嶺山系の貝渚山〜笠取山〜ウバホド山に行ってきました。
天気予報では前日よりかなり気温が高いとのことで、雪も霧氷も全く期待していませんでした。
小田スキー場まで上がる県道も全く雪がなく、スキー場を超えるとちょっと雪がある程度で、チェーンのかかった渓谷横の林道入口に駐車してスタート。 林道は日陰以外ほとんど雪はなく歩きやすかったのですが、登山口まで林道を1時間弱歩かねばならず、これがこのコースの難点です。
内子町が整備した登山道がここから笠取山まで続いており、道中の笹もきちんと刈られており整備が行き届き歩きやすかったです。(刈られたのは小田ハイキングクラブさんでしょうか?)
標高を上げると、予想に反して雪も出てきて(どうも前夜にちょっと降った様子)、霧氷もだんだん大きくなってくる。 貝渚山まで登ると、笠取山まで続く伸びやかな稜線の北斜面は霧氷でびっしり!予想外の光景で得した気分になりました。 I氏などは狂喜されて、「何でこんな穴場が知られていないんだあ〜!」と叫んでいましたよ。 昨日は当然ながら踏み跡はなく、誰1人会うこともありませんでした。
稜線はよく陽が当たるので、かなり雪が融けていましたが、所々北斜面に入ると雪がそこそこあって楽しめました。 そのうち青空も出てきて、霧氷が美しい。 陽が当たると今度は大量の霧氷がバラバラ落ちてきて冷たい。
出発から3時間弱で笠取山山頂到着。 よく陽の当たる山頂付近はほとんど雪もなく、次は斜面を適当に下って北斜面が霧氷で白いウバホド山に寄ってみることに。
驚いたことに、ここでも小田ハイキングクラブが笹を刈って道をつけてくれているではないですか。 4,5年前の冬に笹を掻き分けながら苦労して行った時とは段違いの楽さでありがたい。(前回は美川スキー場跡から、この掲示板でレポ) ただ、この登山道はこの山の北斜面にあるブナ林側ではなく、笹の南斜面側に付いているので、ブナの霧氷を見落としがちになりますね。
ウバホド山の帰りに北斜面のブナ林に入ってみると、気温が上がりかなり霧氷が落ちてはいましたが、前回見つけた美しいブナの巨木に再会することができました。
今回想定外ではありましたが、I氏にも喜んでもらい案内しがいのあった山でした。 1時間弱の林道歩きがなく、登山口まで車が入れれば、標高差も大したことないし、もっとメジャーになるコースですね。(香川方面からはちと遠いですが)
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