四月からの新ドラマで『アイシテル 海容』というのが放送されていますよね。たしか、10歳の子どもが、8歳の子どもを殺めてしまうという事件を扱ったものです。もしかしたら、年齢は、ちょっと違うかもしれませんが、小学生が小学生をというのは間違いないと思います。
なんとも痛ましい内容なので、あまり楽しんで見られるものじゃないんですが・・・見ていて、一番、気になるのが、わたしの場合、被害者側のお姉ちゃんだったんですよね。そう、殺された少年の姉さん。
うちの子どもたちも、姉弟です。弟は、誰にも愛されるホノボノキャラで・・・姉は、幼い頃より、何をとっても弟より優れていたんだけど、どこか弟にコンプレックスのようなものを感じているようでもあり・・・。
そう、藍那が小学生の頃に、一度「裕太なんか捨ててきてっ!!」って言ったことがあって・・・それで、わたしが「分かった、捨てるんやね」と言って、何が何だか分からなくて泣き叫ぶ裕太の腕をとって外に引っ張り出したら、泣きながら「ごめんなさい、捨てない、裕太を捨てないで」って謝ったことがありました。
後々、裕太にその時のことを聞いたら、その時のことは、よぉ〜く覚えていて「怖かったぁ〜」って言っていましたが、どうやら心の傷にはならなかったみたいで、良かったと安心しました(^^;。我ながら、よくもまあ、あんなことをしたなとは思うんですが・・・あの時は、どうしても藍那に分かって欲しかったんですよね。決して、わたしが藍那より裕太の方が可愛いわけじゃないってこと。そして、藍那自身も、裕太が大好きだってことに、気づいて欲しかったんですよね。でも、まっ、その後も二人には、子どもなりの葛藤があったようで・・・それは、一人っ子のわたしには、とうてい分かってやれない兄弟姉妹の大変さなんだと思います。
だから・・・ドラマの中で、お姉ちゃんが、弟のことを「消えちゃえばいい」と言っていたら、実際に弟が消えてしまい・・・そのことで、自分を責めている姿が、なんとも痛ましくて・・・ほんと、可愛そうでならなかったです。
あと、心配なのは、殺された少年のお母さん役を演じていらっしゃる板谷さんのことなんですよね。たしか、板谷さん、小さいお子さんがいらっしゃるんじゃなかったかなって思うんですけど・・・もし、この役に、本気で入り込んじゃったら・・・彼女、抜け出せなくなるんじゃないかって思って・・・それが、すごく心配です。
でも、家に帰れば、お子さんが迎えてくれるわけで・・・そのことで、救われてくださると思うんですけど・・・くれぐれも、妙なものに囚われてしまわないことを・・・それだけは絶対に・・・そう思います。
物語の進行としては、きっと、加害者の少年と家族を救済していくことしになるんだと思うんですけど・・・もちろん、それによって、被害者家族も救済しようと努力はされるんだと思いますが・・・やっぱり、被害者の気持ちを考えると・・・そんな簡単なことじゃないですよね。だって、亡くなった息子は、もう戻ることはないですもの。
きっと、亡くなった少年のご両親を救えるのって・・・亡くなった少年のお姉ちゃんしかないと、わたしは思うんですよね。わたしなら、そうだと思うから。もし、お姉ちゃんが居てくれなかったら、息子を失った母には何も残らないです。けど、その悲しみだけに閉じこもってしまうことは、お姉ちゃんを否定することになるから・・・傷つけることになるから・・・お姉ちゃんの為に・・・その為だけに、笑顔にならなきゃって・・・そう考えることができると思うんですよね・・・うむ・・・
このドラマ、今後も続けて見るかどうかは、ちょっと分かりませんが・・・とりあえず、そんなことを思ったのでありました。
http://http://homepage3.nifty.com/aylh/index.htm
|
|