皆様。 先の大地震ではご無事でいらしゃいましたでしょうか。 ご心配をして下さった皆様本当にありがとうございます。
私はあの時間お稽古場に向かう途中で、山手線の中におりました。
駅が目の前に見えてきた時電車が急ブレーキをかけ、急停止いたしました。正直なところ急ブレーキの振動の方が強くて、地震の揺れをあまり感じなかったのです。
その後車掌さんのアナウンスやワンセグの情報などで、大きな地震が起きた事が分かり、その規模の大きさが少しづつ分かってきて不安になってきました。
しかし車内は誰も騒ぐ事もなく、皆さん淡々と携帯を使って家族や友人達の安否を確認しつつ、狭い空間の中で次のアナウンスがあるのを待っていました。
結局そのまま2時間車内にとどまる事となり、梯子を使って電車を降りて線路を歩いて駅まで到着した頃時計は17時を回っていました。
その後なかなか連絡が取れない中、お稽古は中止とのメールが入り、地元の駅からは二つ程離れた駅で待機しておりましたので、そこから1時間半かけて歩いて家まで帰りました。
2時間立ちっぱなしで、多少の疲れはありましたが、無事でございました!
皆様ご心配おかけしました。m(__)m
夜中じゅう歩いて家路につかれた方々に比べると私など本当にいい方だと思います。
でも時間が経つにつれて、段々と被害の状況が分かってきて、津波による恐ろしい大惨事を知り、深く深く心を痛めています。
そんな中…。 私達は15日に舞台の初日の幕を開けました。
主催者でもあり演出家でもある水木さんは相当苦しんだと思います。
このような状況で芝居を打つということ…。
でもこんな時だからこそと、私達は覚悟を決めて幕を開けました。
余震や停電による電車の遅れ、福島の原発による放射能漏れなど様々な不安がある中、私達の予想を上回るお客様にお越しいただきました。
本当に本当に ありがとうございます。
こんな時だからこそ、皆様に『元気や希望を!』と思っていたのですが、逆にお客様からそのお気持ちをいただいて舞台に立たせていただき、涙が止まりませんでした。
私達は今やるべき事を精一杯やるだけですが、せめて被災者の方々へ何か出来ないかと今回の公演では、募金箱を設置して皆様へのご協力を呼びかけています。 毎日たくさんのお客様に暖かいご支援を頂戴しています。 重ね重ねありがとうございました。
まだまだ不安定な状況が続きそうですが、21日の千秋楽まで舞台に立たせていただきます。
皆様も色々な不安がおありだと思いますが、どうぞお気をつけてお過ごし下さいませ。
そして、この寒空の中被災しておられる方々の状況が一日も早くよくなりますよう、心からお祈りしています。
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