やっと、最終回をリピートしました。
死刑前夜に花ちゃんと再会して、今までの本当の気持ちを吐露するビト、 私が知っている潤くんの中で、最も美しい表情だと思いました。 ドラマやバラエティや雑誌で、数々の美しい表情を見てきましたが、 このときのビトは、一見、ものすごいブサ顔だけど、 魂の奥からこみあげてくる花への愛情、生への執着、自分の人生を振り返ったときの後悔、 そして、この作品に捧げる献身、その他、松本潤のありとあらゆる想いを、 あの表情に凝縮していると思いました。
俳優は、演じる役の魂を表現するものだと思っていますから、 ブサ顔の奥にある、美しくピュアな魂を表現できる松本潤は、素晴らしい俳優ですね。 私は、あの顔を一生忘れないと思います。
ところで、宅間さんの脚本の最後は、死刑執行で終わったのか、いなか? 私は、宅間さんも死刑回避だったのではないかと、ずっと思っています。
なぜなら、「壮絶な生きざまをみせた男の、愛と正義の物語である」と、 初回から何度も繰り返されているからです。 花への本心の愛を隠し、冤罪も証明せず、あのまま死刑になっていたとしたら、 愛も正義もなく、哀れな死にざまにしかならなかったと思うのです。
足利事件の菅谷さんも、冤罪が証明されて刑務所を出てから、”生きざま”という言葉にふさわしい活躍をされていますね。
ビトが刑期を終えて、夢の多国籍レストランを始めても、まだまだ壮絶な人生が待っている気がするのです。 町村夫妻が彼を信じて守ってくれたように、 自分と似たような境遇の人に、ビトは愛の手を差し伸べずにはいられないでしょう。 当然、そこには難題が持ち上がり、またしても渦の中でもがくことになるでしょう。 ありあまる富とともに、壮絶な人生を生きるのが、ビトの宿命のように思います。
また、初回が、マーチンルーサーキングの”I have a dream”の切り抜きを使ってブタを折るシーンから始まり、 全編を通して、ブタさんのハンカチ、キーホルダー、折り紙がラッキーアイテムとして使われているのですから、 死刑という悲劇で終わるわけにはいかないと思いますもの。
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