指揮官の位置というのは、非常に難しい。 指揮官のレベル、時の情勢によってもその適切な位置は異なる。
軍事組織においても小隊長、中隊長が先頭に立って指揮するのは当然だろうけど、連隊長、師団長は、刻々と変化する戦況に応じた命令を発し部隊を動かすことが任務であり、敵の砲弾から距離をおいて情報の入手が容易でかつ冷静に状況判断ができる位置が的確な位置と言えます。
一方、的確な状況判断をし、適切に命令を発するべき指揮官を失った場合、その指揮下部隊は糸の切れた凧のように戦闘能力を著しく低下させることになります。
指揮官は、飾りではありません。その地位に応じた重たい職責を担っているのですからその位置を安易に考えることはできません。
ましてや今回の場合、原発事故への対応ももちろん重要ですが、地震により被害を受けた地域への災害派遣だけではなく本来任務である国防の任務も果たさなくてならない訳ですから自衛隊のトップが原発処理を直接指揮するというのはありえない事です。
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